すっぽんの歴史
すっぽん効果を楊貴妃が証明！？
すっぽんが食用として使われるようになったのは、3000～4000年前。その歴史は中国にありました。
中国の美女と言えば、世界三大美女の一人と言われる楊貴妃。その美しさは、死してなお語り継がれ、皇帝を惑わせた悪魔とも言われた程です。
実はこの楊貴妃、美しさへのこだわりは、外から磨きを掛けることではなく、体の中から中から美しくなることでした。だから、すっぽんが宮廷料理として出されていたという記録も残っています。
また、最も古い薬物書には、すっぽんの頭、甲羅をはじめとして、各部位特有の効能が漢方薬として記載されています。
すっぽんの日本での歴史
その後、日本で食されるようになったのは、江戸時代です。
すっぽんは、この時代には、それほど高価な食材ではなかったのですが、見かけによらず神経質で気が弱く、デリケートな生き物であることから、容易に生息できず、養殖に至り、高級食材となった経緯があると言われています。
中国は3000年も前から、また日本では江戸時代から現在に至るまで食されてきたのには理由があるはずです。
では、その効果と理由を探ってみましょう。⇒すっぽんの効果とその理由